日本が変わる、世界が変わる
新聞に「
天下り禁止」が盛んに騒がれていますね~
ところで「
あまくだり」って、そんなに問題なのでしょうかねぇ?
もともと、神様が降臨することを「天降り」といっていた神道の言葉がいつの間にか、お役所言葉になっていたんですね~(ちょうど祭りの時期ということもあり、妙に神道と繋がってしまう・・・)
ということは「すごーーーーーーく偉い方」がやってくるわけだから、すごいことじゃないですか。
それがどこが問題なのかよくわからん。
それよりも、東京の各省庁から地方の県や市に来て下さる官僚のことをなんで「天下り」と言わず
左遷とか降格みたいな表現をするんだろうかなぁ?
中央政府でご活躍している方が地方の開発のために来てくれる。
まさに「天降り」じゃぁないのかな?
そこでTOFUは考えてみた
そもそも、「上る」「下る」、「行く」「来る」の使い方が発言者によって異なるということが大前提となっていることにある。
「江戸」「東京」が首都であるから、東海道本線の東京行を上ると言い、名古屋行を下りと言う。
仕事の都合で都市部に転勤する人を「昇格」といい、地方に赴任する人を「降格」と言う。
でも、仕事を頑張った実績や実力は二の次と言うことになる。
マレイシアやインドネシアでも公共交通機関を利用したけど
「のぼり」「くだり」は、ケーブルカーやロープウェイ(そうそうエレベーターもあった)
だけで物理的に上がったり、下がったりすることを「UP」と「DOWN」で表現してたよ。
上が偉い、下が偉くない という認識を変えたほうがいいんじゃないかなぁ。
もっとも、落選したらただのフリーター(貯金はたくさんあるだろうけど)の人たちが
コツコツ働く、日本のサラリーマンの慣習に口出しするんだから、無理もないか。
「天下り」のことばかりに注目せずに「天降り」による成果もあるんじゃないのかと思ったぞ。
by ニシメ