「市民力スキルアップ講座」が市内豊田町で開催されました。
磐田市では、平成20年に「協働によるまちづくり推進条例」策定の準備が進んでいます。
行政と市民が共に一緒に地域の問題を自分達で解決しよう!! という取り組みで
「磐田NPO活動推進協議会」いわた市民活動センター
が活動の支援を行っています。
NoPpO(ノッポ)
スキルアップ講座では、市内各地で活動する市民の方々による活動が提案され
参加者みんなで一緒になり、問題解決に向けた意見交換が行われました。
そこでTOFU気がついたことがあったぞ
「お金がないと活動できない」・・・という助成金の罠が終始みんなの意見交換を困らせていたぞ。
<例1>
公共交通機関が廃線となり、地域の人たちの輸送手段が確保されない=困った、困った
地域の人たちが自由に使える輸送サービスが必要だけど、制度や資金がない=困った、困った
地域の人たちは「困った」と口にするが、活動をする人に「待ってるよ!!」と声をかけて応援してくれる。
んんんんん、じゃぁ困っているんじゃないの?
<例2>
地域の人たちが困ったから立ち上がったよ=すごいすごい
県内の事例を探してみたよ=すごいすごい
市役所や市議会の方々がたくさん応援していたよ=すごいすごい
助成金も支給されて事業が確立していたよ=すごいすごい
そうだ、ちゃんとした組織にして助成金をもらえるようになろう!!!
んんん、せっかく地域の人たちが立ち上がったのに~
この議論、どこかにからくりがあるんだろうなぁ。
<補完の法則>
① 家族で解決してみよう・・・・・・・・庭掃除、家の周りの整備
② 親戚・友だちにに相談してみよう・・・冠婚葬祭の資金や人手
③ 隣近所の人たちで解決して見よう・・・用水路の清掃、回収ゴミ、横断歩道の見回り
④ 自治会や市役所に相談してみよう
⑤ 隣の町と一緒にやってみよう
⑥ 県庁に相談してみよう
⑦ 新幹線に乗って東京に話しに行ってみよう
まずは、自分から出来ることを考えて見ることは、結構大事。
「平成21年度補正予算でまちづくりや地域振興を支援する」という首都発信型の活動に対して
自分達の活動を作るってのは結構大変だ。
それにどうしても「金アリキ」って議論になっちゃうからな~
この現象は、どうやら日本・海外、行政・民間、問わずに発生していることが良くわかった一日だった。
by ニシメ