2001年以降、「アフガニスタン」と聞けば、まるでテロの温床のような・・・まぁ、ここまで無責任な発言が、この世に出回っているものだ。
一口にアフガニスタンと言っても、西はイラン国境、東はパキスタン国境などなど、6つの国に囲まれている。
ヨーロッパに行けば、これは普通のことであろう。
が、陸路での国境を持たない日本人には、まか不思議なことである。
「自分は、大丈夫と思ったアナタ」、そもそも、陸路の国境を意識している時点で「立派な島国人」です。
何を隠そう、ニシメは、「超・日本人」なのである。
まぁ、それでも他人様の文化や習慣を受け入れようとする気持ちは、ゼロではないし、出来るだけ受け入れるように努力しているつもりだ。
「アフガニスタンは、戦争ばかりしている国」
一体誰が言ったかなぁ?
学校教育ではないし、お父さん・お母さん、さらにはおじいちゃん・おばあちゃんから教えられたことでもない
ならば、メディアだろう。
新聞、インターネットなどの報道や中にはバラエティ番組などから「アフガニスタンの噂」を自分の中で作り上げていたようだ。
砂漠化、土漠などと言われている割には、川沿いは緑に包まれ、穏やかな景色が広がっていた。
アフガニスタン人の多くが信仰している宗教では、偶像崇拝が禁止されているため
その昔、仏教徒達によって作られた石仏が破壊された。
今では、切り立った崖にただ大きな穴が開いているだけだ。
2010年7月
@バーミアン・アフガニスタン
by ニシメ